(出典:山陰中央新報デジタル)
山陰中央新報社は2021年4月1日から、有料デジタル版「Sデジ(山陰中央新報デジタル)」を始めた。
Sデジは鳥取、島根の山陰両県在住(隠岐地区除く)の新聞購読者は、月ぎめ購読料3300円プラス550円(税込み)で利用できる。隠岐地区、山陰両県外の読者、未購読者は新聞の月ぎめ購読料と同じ3300円(同)で使えるというもの。
今までは新聞紙などを中心に情報発信をしていた山陰中央新報が、いよいよスマホ、タブレットやPCなども主戦場にすることに。これまでに公式LINEなどで、スマホに対し簡易的な情報を発信してきたが、いよいよ本気を出してきたという感じ。
本記事では、実際に俺がSデジ(山陰中央新報デジタル)を使ってみた感じと、申込と使い方について深掘りしていく。
①Sデジ(山陰中央新報デジタル)とは
スマホやタブレット、パソコンで、いつでもどこでも様々な情報取得できる有料会員制の電子版の通称。
山陰中央新報の新聞紙が過去2週間同じレイアウトで見れたり。
事件、事故、選挙、スポーツなどの速報ニュースなども見える。
②コースと価格
コース価格は下記の通り。
1、現購読者、新規購読者コース
既存の山陰中央新報新聞紙の既存の講読料+550円(税込)
1契約で1ID、家族4名(端末4機)まで利用可能。
2、山陰県外で未読者コース
3,300円(税込)←新聞講読料と同じ金額
1契約で1IDで、一人使用可能。
3、隠岐地区、山陰県外購読者コース
3,300円(税込)←新聞講読料と同じ金額
1契約で1IDで、一人使用可能。
③申込の注意点
注意点は以下の通り。
1、Sデジの支払いはクレジットカードのみ
山陰中央新報の新聞代金は、クレジットカードの他に、普通集金、口座振替があるが、Sデジはクレジットカードのみ。
当然、合算請求されるわけでもない。
合算請求に対応してほしいとこ。
もし、クレジットカードを持ってないという人は、山陰中央新報が出している高コスパクレジットカードがあるから、これを作ってみるのも一つの手。
2、コースによって利用人数が変わる
各申込コースによって、使用人数・端末数が異なる。
だから、申込時に使用人数はイメージしときたい。
④申込方法
大まかな申込の流れはこんな感じ。
では、実際の申込画面に沿って説明していく。
1、申込サイトにアクセス
サイトリンクは→こちら
2、メールアドレスの登録を行う
3、登録したアドレスにメールが届く
登録したアドレスに来たメールのURLをクリックする。
4、お客様情報入力ページに飛び、情報入力する
5、お客様情報を登録を行うとログインページに飛べる
6、登録したID、パスワードを入力しログインする
7、購読コースを選択する
8、クレジットカードの登録をする
9、申込完了、アプリをインストールする
10、アプリにID、パスワードを入力
ID、パスワード入力後アプリが使用可能に。
⑤使ってみて感じたこと
俺が実際に使ってみて感じたことは以下の通り。
情報取得を好きな時に好きな場所では大きい
山陰中央新報の情報は基本的に新聞紙でしか、取得できなかったが、いつでも、どこでもモバイル機器から取得できるのは、すごい助かる。
そう言えば、あの情報がという時でも、手元に新聞がなくても取得できるし。
県外に外泊などしていて、新聞を受け取ることができなくても、情報取得はできる。やっぱりこの恩恵はすごすぎ。
スマホ版は見にくい
普段から、スマホにニュースアプリを使用している俺でも見にくい感じがした。
ただ、レイアウト構成や操作感自体は、「グノシー」や「スマートニュース」のような、他の大手ニュースアプリに似ているので、普段からそれらを使用していた人は、慣れやすいと感じる。
タブレット版は好み
山陰中央新報と言えば、やっぱり新聞紙。山陰中央新報の情報発信はやっぱり、紙面の形が見慣れる。
そうなると、紙面ビューを感覚的に操作しやすい、タブレットが優位に。
PCでも、大画面で紙面ビューは見れるが、紙面をタブレット以上に感覚的に操作することができないため、PCでの紙面ビューは困難に。
クリッピング機能は便利
気になったニュースなどを、クリッピング(お気に入り)登録できるのは便利。
後で読み返す時に、いち早くその情報にたどりつける。
閲覧すると既読がつき二度見防止に
閲覧した記事は、既読マークがつく。二度見が防げる。
⑥改善してほしいとこ、追加して欲しい機能
改善してほしい、追加してほしいところが結構ある。それが以下の通り。
値段設定、料金プラン
基本的に、このアプリを使用するとなると、3,300円最低でもかかってくる。
単身者で利用したいときに、メディアに3,300円の課金は、あまりにも負担が大きすぎるきがする。
新聞紙不要な人向けの安価なプランが欲しいとこ。
端末制限を増やす
端末制限が苦しい。家族が多いと端末分配が難しく。欲を言うよもう少し増やして欲しいところ。
クレジット払いのみ
新聞紙はクレジットの他に、口座振替、集金に対応しているのにたいし、本サービスはクレジットのみとなっている。統一感がほしい。
新聞ビューの遡り期間
過去の新聞ビューは2週間前まで遡れる。俺は一ヶ月遡りたい。
アプリのインストール時に決済してほしい
販売方法は公式ホームページに有料IDを発行支払する方式。
そのあと、Sデジアプリを無料インストールして、有料IDでログインする。
正直めんどくさい一面もある。アプリインストール時に課金する方式でもいい気も。というか楽。
⑦まとめ
山陰中央新報の紙面情報をモバイル機器で見れるというのが一番の特徴。
今までは自宅などに届いた新聞紙を大きく広げて山陰情報を取得してきた。それが簡単にいつでも、どこでもできるのは最大の強み。
俺も実際に使ってみても、いつでもどこでも情報取得できる点はすごく良く感じた。
ただ、値段やプラン、端末制限など、まだまだ改善の余地が残っていると感じるのも事実。
山陰情報の取得方法を根底から覆す、素晴らしいサービスだと思うだけに余計にそこは期待したくなる。今後の本サービスの改善に期待したい。