米子市が令和5年2月頃より物価高騰対策生活者支援事業として、おこめ券を米子市の各世帯に配布する。
配布されるのはいいものの、おこめ券を知らないという人もきっと多いはず。
そこで、今回は米子市の「物価高騰対策生活者支援事業」と「おこめ券」について深堀する。
①米子市の物価高騰対策生活者支援事業とは
米子市の物価高騰対策支援事業の概要は下記の通り。
1、事業概要
物価高騰による市民生活への影響を軽減するため、新型コロナウイルス感染症対応地域創生臨時交付金を活用し、全国共通おこめ券を米子市全世帯に配布するというもの。
2、対象者
令和4年11月1日時点で米子市の住民基本台帳に住所が登録されていて、同年12月21日まで引き続き住所が登録されている方が対象。
11月2日以降に転入された人は対象外となる。
3、配布物
一人あたり、2,200円分のおこめ券を、世帯ごとに集約して、世帯主宛に送付される。
配布時期は、令和5年2月より順次発送とのこと。
例えば、4人家族なら、その世帯主宛に
2,200円×4=8,800円分のおこめ券が送付される。
②おこめ券とは
今回米子市は配布する「おこめ券」とは、全米販(全国米穀販売事業共済協同組合)が発行するお米の商品券。
全国のお米屋さん、スーパー、ドラッグストア、デパートなど、ほとんどのお米取扱店で利用できる。クレジットカードやギフトカード、電子マネーが使えないお店でも使用できることが多く、贈り物や企業活動などで幅広く利用されている使い勝手が良い商品券。
そして、おこめ券の概要は下記の通り。
発行元 | 全国米穀販売事業共済協同組合 |
利用可能な主な店舗 | お米販売店、スーパー、ドラッグストア、ディスカウントストア、デパート、コンビニエンスストアなど |
譜面の金額 | 1枚440円 |
おつりの有無 | 店舗によって異なる |
お米購入以外の使い方 | 店舗によって異なる |
有効期限 | なし |
とこんな感じ。
③おこめ券にお店によって使い方が異なる
「②おこめ券とは」で説明した通り、おつりの有無、お米以外への利用はお店によって異なる。公式にも明確な使用方法はさだめられていなかったりする。
ただ、考えられる使用パターンは下記の6通りに絞られる。
方法 | おつりなし | おつりあり |
お米の購入代金にのみ利用できる | パターン① | パターン④ |
お米を購入していれば、購入代金に対して全て利用できる | パターン② | パターン⑤ |
お米を買わなくても利用できる | パターン③ | パターン⑥ |
と、考えられるパターンは6通りあり、お店によってこのルールが異なる。
使い方がわからず、不安な人は下記のパターンで購入すれば無難。
パターン①:おつりがでないように、また、お米代金にのみに利用する
この使用方法であれば、おこめ券利用店舗の全ての店舗で対応してくれるから、わからなければこの使い方をしておけばOK。
④米子市で使用できる主なお店
そして、米子市で利用できる主なお店下記の通り。
スーパー、ショッピングセンター | イオン(マックスバリュ、ビッグ)、まるごう、マルイ、天満屋、高島屋 |
ドラッグストア | ウェルネス、コスモス、ザグザグ、ウエルシア、マツモトキヨシ、サンドラッグ |
と、有名どころでは基本的に利用できる。
利用可能店舗はこちらより検索できる。
⑤まとめ
今回は米子市の「物価高騰対策生活者支援事業」と「おこめ券」について深堀した。
米子市の「物価高騰対策生活者支援事業」とは、米子市民一人あたり、2,200円分のおこめ券が配布される事業。
このおこめ券は、有名どころのスーパーやドラッグストアで利用可能。おこめ券の使用方法はお店によって違うが、「おつりがでないように、また、お米代金にのみに利用する」方法であれば、どの店舗でも対応してくれるので、この支払い方法が無難。
ぜひ、本事業で配布されるおこめ券を有効活用して欲しい。