先日俺の家族が携帯ショップでスマホの機種変更をした。
その際に隣のお客のご老人さんが店員さんに接客を受けている声が聞こえたという。店員さんがご老人さんにかけていた内容が次の通り。
「スマホにも必ずセキュリティソフトは必須です。必ず、このオプションに入ってください。」という、内容だった。
しかも強めの高圧的な口調だったという。
このエピソードを聞いて、俺は。「確かに、スマホのセキュリティソフトはあったにこしたことはないが、必須なモノでもない。店員さんが押し売りしたようだ。」と率直に感じた。
またこの流れで、ご老人さんが携帯ショップから様々な不要なオプション加入を促され、搾取されてないかも心配に。
携帯ショップの悪い部分が垣間見えたようにも思えた。
このエピソードから、少しでも多く人を携帯ショップ搾取という悪から助けたいという気持ちが生じた。
そこで今回は結論を「携帯ショップに行ってはいけない」として、携帯ショップについて深掘りしていきたい。
①大手携帯ショップは代理店
そもそもドコモ、au、ソフトバンクなどの、携帯ショップはほとんど代理店ということ。
直営店はほとんどないという事実。
代理店とはどうゆうものか?と思う人が多くいると思うが、いわゆるコンビニをイメージしてほしい。
本部が与える条件をクリアすれば、携帯ショップとして運営が可能に。そして、携帯ショップの契約数や営業成績によって利益を分配するというシステムとなっっている。
つまり、コンビニと同様に携帯ショップの質なども代理店次第。良心的な接客か、悪質的な接客かも代理店しだいに。
②携帯ショップは営利団体
携帯ショップは代理店で営利団体だから、スマホを売る以外にも、いろいろなモノを売って少しでも利益を追求する。
その一例が、オプションだったり、付属品など。
スマホだけの契約は本部の利益になってしまうから、代理店の利益を確保するために、それを販売するしかないのだ。
だから、携帯ショップの店員さんも、そのお客さんには不要とわかっていながら、不必要にいろいろな商品やサービスを提供しようとして売上と利益の確保を優先するためお客さんから搾取するのだ。
③携帯ショップの搾取の例
ここからは、携帯ショップが利益を確保していくために、お客さんから搾取していく例を紹介する。
1、謎の頭金の存在がある
普段目にする「頭金」というのは、商品を分割で購入した際に代金の一部を最初にまとめて支払う金額の事をイメージする。
例えば、2万円の商品を購入する時に最初に1万円を支払い、残りの1万円を分割で支払う場合は、最初に支払った1万円の事を「頭金」というわけ。
だが、携帯ショップでの「頭金」は一般的な頭金とは違い、スマホの本体代金や事務手数料の他に別途支払う手数料を指していることがある。
つまり、2万円のスマホを購入する際に頭金5,000円となっていたら総額では25,000円支払う必要があるときがある。
なぜこの手数料の事を「頭金」としているのかはわからないが、完全にただの上乗せ手数料の事なので、「携帯ショップでは手数料の事を頭金と呼ぶ」という事だけを覚えておきたい。
一般的に5,000円前後という金額が多いですが、地域によっては10,000円で設定している場合も珍しくない。
また、悪質な携帯ショップにおいて頭金を明記しておらず、突然に案内し搾取することもあるから、気をつけたい。
2、有料オプションの押し売りに注意
携帯ショップでスマホを購入すると、毎回謎のオプションを勧められる。
携帯音楽、漫画サービスや、セキュリティソフトなど様々。
携帯音楽サービスなどじゃ「契約してからの数ヶ月は無料なので」の営業文句でゴリゴリに押されることも。試しに契約するが、ほとんど使うないサービスを、無料期間中に解約し忘れ、結局はお金がかかることに。本末転倒に。
買い切りのセキュリティソフトに関しては、なくても大丈夫なのに、「ウイルス対策に絶対必要、悪質な詐欺に合わないためにも」と、消費者の不安を煽りに煽り搾取する。それが搾取なのに。
当然それらは承諾の上のことだが、最初は「最初は無料だから」「ウイルス対策に絶対必要」と様々な誘い文句を駆使し、搾取する。
3、スマホ付属品が高い
スマホを購入すると、スマホケースや保護フィルムが必要になる。
ただ、ショップにあるのは割高。
アマゾンや楽天のネットショッピングでは、同等品が数倍も安く購入できる。
割高なショップの商品を買う必要はない。
4、待ち時間が長すぎ
機種やプラン変更をするのに2、3時間携帯ショップにいたという経験がある方も多いと思う。
これは、消費者側が事前に機種やプランの理解をしていないことが原因の場合もある。
複雑すぎるプランや手続きがあるせい。いろいろな要素が重なり、どうしても時間がかかってしまう。いわゆる時間の搾取に。
ただ、待ち時間に自分の貴重な人生の時間を消費したくはない。
5、端末の下取り代金が安い
(出典:メルカリ)
機種変更の際に、今まで使用していた端末を下取りするサービスがある。
しかし、その下取り価格が非常に安い。
下取りに出すくらいなら、自身でメルカリに出品する方が、数倍高く値がつくことも。
それができる人は、携帯ショップにスマホを下取りに出さず、自分でメルカリで現金化すべき。
⑤携帯ショップに行っていた目的
それでは、こんなに搾取されることが多い中、なぜ人は携帯ショップに行っていたのか?
それは
- 端末購入
- プラン変更
の2点が携帯ショップでしかできなかったから。
昔は、携帯ショップでしか、その行為は許されなかった。
しかし、今日ではそれらがオンラインでできてしまう。
⑥携帯ショップに行かず、オンラインで手続きする
では、今携帯ショップに行く必要性について。
結論ないということ。
本記事を通して、携帯ショップは営利を求める以上、来店したお客さんに対して、搾取を行う、それ以外にない。
今や全てのスマホ契約はオンラインでできてしまう。
待ち時間も、無駄なオプション勧誘もない。
自分の好きなときに、好きな機種と契約を選んでポチるだけ。携帯ショップと同じことを、オンラインでできてしまう。
なら、わざわざ行く必要などない。全ての人がオンラインで手続きをすればいい。
⑦まとめ
今日の日本に携帯ショップがいたるところにあり、店舗が残り続けている。
その要因として、インターネットリテラシーが低い、スマホに精通していない、オンラインで手続きできない、オンラインでするメリットに気づいてない人が多く、そのような人に需要があるから。
そのような人は、携帯ショップに搾取されているなんて思いもしていない。
そこの甘さにつけこまれたのが今の結果に。
携帯ショップの搾取から逃れるには、やはり自分で学習して、自分で理解するしかない。
本記事が、それに気づいて社会の搾取から身を守るための気づきになってほしいとこ。
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