(出典:Apple One)
AppleのサブスクリプションサービスのApple Oneが始まってから、もうすぐ1年が経とうとしている。
意外にも、名前は聞いたことあるけど、どんなサービスかは知らないと言う人が多い。
なので、今回はApple Oneとは、どんなサービスなのか?どんな人が入るべきなのかについて深掘りしていきたい。
目次
①Apple Oneとは
Apple Oneとは、Appleの4つのサブスクリプションサービスを一つにまとめて、販売したサービスの総称。
その4つとは下記の通り。
- Apple Music
- Apple TV+
- Apple Arcade
- iCloud
これらのサービスが自身の保有しているAppleの端末はもちろん、Androidスマホにも使えるのがうれしい。
②Apple Oneに含まれる4つのサービス
Apple Oneに含まれる4つのサービスについて解説していく。
1、Apple Music
Apple Musicとは、7,500万曲以上をそろえた音楽ストリーミングサービス。
いつも愛用しているすべてのデバイスで利用できる。
お気に入りの曲をダウンロードする、オフラインで聴く、リアルタイムで歌詞を見る、Apple Musicエディターが厳選したプレイリストをチェックするなど、楽しみ方いろいろ。
カスタマイズしたおすすめもお届けするのから、次に好きになる音楽にも簡単に出会えます。
Apple Musicにしかないオリジナルのコンテンツも魅力の一つ。
2、Apple TV+
Apple TV+は、Apple Originalの作品を楽しめるストリーミングサービスです。高い評価を得ているシリーズ、心を奪われるドラマ、かつてないドキュメンタリー、子ども向けのエンターテインメント、コメディなどが勢ぞろい。ほかでは観られない新作も毎月登場します。
3、Apple Arcade
Apple Arcadeは、200以上のプレミアムなゲームのコレクションを制限なしで楽しめるゲームサブスクリプションサービスです。
ゲームは順次追加され、新作、受賞作、App Storeの人気作品などをプレイできます。広告や追加の課金はありません。
Apple Arcadeのゲームは、iPhone、iPad、iPod touch、Mac、Apple TVで楽しめます。
4、iCloud
iCloudは、コンテンツなどを安全に保管し、お使いのすべてのデバイスでAppを最新の状態に保つことができる。
写真、ファイル、メモなど、お持ちの情報をどこにいても利用できるということ。
iCloudでは無料で5GBのストレージ容量を利用でき、いつでもストレージ容量を追加できる。
iCloudを使用すると、あるデバイスで行った変更がその他すべてのデバイスに表示される。
③Apple Oneの料金形態
Apple Oneの料金形態は下記の表の通り。
プラン名
|
個人プラン | ファミリープラン(家族6人共有可能) |
料金 |
1,100円/月 | 1,850円/月 |
サービス一覧 |
Apple Music Apple TV+ Apple Arcade iCloud(50GB) |
Apple Music Apple TV+ Apple Arcade iCloud(200GB) |
と、こんな感じ。
Apple Oneに含まれる各サービスの単独契約の料金は下記となる。
Apple Music(個人) | 980円 |
Apple Music(ファミリー) | 1850円 |
Apple TV+ | 600円 |
Apple Arcade | 600円 |
iCloud(50GB) | 130円 |
iCloud(200GB) | 400円 |
つまり、多くの人が契約しているApple Music(個人)980円とiCloud(50GB)130円を利用しているなら、合計金額が1,110円/月となるため、Apple Oneの方が安く、その上他のサービスも使えるためお得になる。
④Apple Oneがおすすめな人
正直言うと、Apple OneはApple MusicとiCloudありきのサービス。
この2つのサービス以外不要と思う人も多いはず。
Apple TV+もコンテンツ不足であったり、Apple Arcadeのようなゲームを不要とする人が多いはず。
つまり、Apple MusicとiCloud両方使用する前提のサービスとも言える。
だから、おすすめする人は
Apple MusicとiCloud両方使用する人
となる。
また、Apple MusicはSpotifyのような他の音楽ストリーミングサービスに代替えできるし、iCloudも同様、GoogleドライブやOneDriveなどの他のオンラインストレージサービスに代替えできる。
だから、もしどちらか一方でも使用しないのであれば、わざわざApple Oneを選択する必要はないため、おすすめできない。
⑤Apple OneのiCloud(50GB)が足りないとき
必要なiCloudのストレージプランを別に購入して、あなたのApple Oneのプランに含まれている容量に追加できる。
容量 | 月額料金 |
50GB | 130円 |
200GB | 400円 |
2TB | 1,300円 |
と、追加料金はこんな感じ。
例えば、Apple OneのiCloud50GBが足りなく、130円の50GBを追加したら、合計の100GB使用可能となる。
⑥まとめ
Apple Oneとは、Apple Music、Apple TV+、Apple Arcade、iCloudの4つのサブスクリプションサービスをまとめて販売してサービスの総称。
料金は、1,100円/月からで、4つのサービスをより多く使っている人ほどお得。
Apple Oneをおすすめする人は、「Apple MusicとiCloud両方使用する人」である。
そもそもApple OneはApple MusicとiCloudありきのサービス。
だから、この2つのサービスを片方でもつかわないなら、おすすめできない。
代替えサービスは山ほどあるから、そっちを利用するのがおすすめ。
現時点でApple MusicとiCloud両方使用している人に関しては、お得だから積極的に導入してもらいたい。