(出典:J-Coin Pay)
ここ最近、山陰合同銀行の窓口に行くと、J-Coin Payの営業が必ずある。
ごうぎんのクレジットカードは作っているが、これは初耳だったという人は多いはず。
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J-Coin PayとはPayPayのようなスマホのQR決済アプリである。
毎度営業を断ることも面倒だから、スマホにアプリをインストールすることに。
そして、インストールして実際に使ってみると、QR決済としてでなく、口座から別銀行口座への資金移動としての手段が優秀。
毎回毎回、ATMを利用して口座から口座へ資金移動している人にとっては朗報になったり。
そこで今回はJ-Coin Payについて深堀する。
①J-Coin Payとは
(出典:みずほ銀行)
「J-Coin Pay」とは、みずほ銀行が提供するスマホ決済サービス。
提携銀行の口座から「J-Coin Pay」へチャージできる。
チャージした金額は、お店で商品等の購入に使用したり、友達や家族へQRコード・電話番号(SMS)・LINEで送金をしたりできる。
他のQR決済アプリとだいたい同様なことができるが、クレジットカードの支払いに紐づけての利用はできないことは注意したい。
J-Coin Payは銀行口座チャージ型のQR決済ということ。
②J-Coin Payでできること
J-Coin Payでできることは大きく3つ。
1、お店で支払う
入金したお金で、お店などでQRコード決済が行える。
2、送金する
入金したお金をLINEなどで送金できる。
3、チャージ・口座に返納
ATMに行かずに、登録口座からチャージをしたり、口座にチャージ額の返納ができる。
③J-Coin Payを使えば口座間のお金の移動が無料で自由にできる
(引用:J-Coin Payの使い方)
J-Coin Payは他のQR決済アプリとできることはほとんど同じ。
ただ、他のアプリと違うのは、登録している複数の口座に入出金が自由に無料でできるということ。
例えば、引き落とし口座が複数別れており、給料日にATMで手作業で振り分けてたという人は、J-Coin Payを使用すれば、自由に無料でそれができてしまう。
1、口座間のお金の移動の流れ
(1)移動元の口座からJ-Coin Payにチャージする
(2)J-Coin Payから移動先口座へ戻す
この一連の流れを行えば、無料で自由にお金の口座間移動ができる
2、登録できる金融機関
口座間移動ができるのは登録できる金融機関のみ。
その金融機関は下記の通り。
と、全ての金融機関が対応しているわけでない。順次拡大を期待したい。
3、注意事項
注意事項は下記の通り
- チャージの最低金額は500円から。
- 口座に戻すは1円から。
- 登録できる金融機関は口座間移動ができない
④J-Coin Payのメリットとデメリット
J-Coin Payのメリットとデメリットは下記の通り
1、メリット
- 登録口座間のお金の移動ができる。
- 意向表明を含め参加金融機関は90行以上にのぼり、始めやすい環境が整っている
- J-Coin Payのユーザー同士なら無料で送金が行える
- クレジットカードのような審査不要で、年齢制限もなし
- 口座からチャージして決済に使うため、使いすぎのリスクを避けられる
2、デメリット
- 現時点では、決済時のポイント還元策を導入していない
- 利用可能店舗数がPayPayなどの他の主要なQRコード決済よりも少ない
と、こんな感じ。
メリット、デメリットとみると、他のQR決済アプリとは違う強みを持つ。
だから、J-Coin Payは独自路線を貫いているように感じる。
⑤まとめ
今回はJ-Coin Payについて深堀した。
J-Coin Payは銀行口座チャージ型のQR決済サービス。
一番の特徴は、登録している口座間のお金の移動が無料で自由にできるということ。
ATMなどで、手作業でお金の口座移動していた人には朗報で、J-Coin Payを利用すれば、スマホ一つでいつでも自由にそれができる。
J-Coin Payは決済や送金だけにとどまらない、他の魅力をもつQR決済アプリ。
お金の管理ができるツールとして、スマホに入れておくのをおすすめしたい。