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【民間保険】友人からの保険勧誘の断り方【俺は付加保険料を基軸に】

「友達から生命保険の勧誘を受けてしまった。」

「断ってもしつこく勧誘される。」

と、いった感じに、友人が保険会社に勤めていると、自分がそのターゲットにされてしまう話はよくある話。

俺自身もその一人。

特に、社会人なりたてや、結婚を機に家族構成が変わる時期などに多く湧き出てくる。

そして、友人である以上、断ることで友人関係が壊れかねない不安要素も生まれてくる。

特に、山陰の田舎のような場所であれば、人の目や人付き合いが絡んでいることもあるので、大胆には断れない。

そこで、今回は友人からの保険勧誘に対する断り方を深掘りする。併せて、俺の実体験も記載していきたい。

 

①友人からの保険勧誘は悩みの種

友人からの保険勧誘に悩む人が多い。自分と関わりが薄い人からであれば、ストレートに断ることができ、悩む必要がない。

しかし、友人であれば、「仲良かったから断ると関係悪化につながるかも、、」ということが脳裏によぎってしまう。

だから、その場では、しっかりとした断りの回答をすることができず、勧誘を先延ばしにしてるだけになることがほとんど。

そもそも保険会社で働く多くの人は、保険営業のノルマを抱えており、それを本人の家族、親戚、友人を利用して達成していく人がほとんど。

だから、濁した回答であれば、必ずもう一度保険の勧誘が来てしまう。

 

②友人の保険に入る重み

では、ここで、友人の勧誘する保険に入る重みについて考える。

そもそも、生命や医療などの保険は人生で2番目に大きい買い物になる。

月々の支払い金額が、そこまで高額でなくて、ピンときていない人が多いと思うが、それを一生払っていくことに換算すると、とても大きい金額になる。

もちろん、それが本人にとって最適な保険であれば良い買いものとなる。

しかし、本人にとって最適な保険でない場合、人生で2番目に高い買い物となる保険を友人に勧誘されたからという惰性で入るにはもったいない

友人に勧誘されたからという理由で入るべきでない。

例えば、マイホームや車を買うときに、友人に勧められたからという理由だけで入る人はいない。

だから、保険も同様に、家や車と同等に長考しなければならない。友人ありきの判断でなく、人生ありきの判断をすべきである。

ここでもう一度保険に入るという重みを認識してほしい。そして友達の勧誘で軽々しく加入することは得策でないという結論に至るはず。

だから、友達の保険の勧誘は全力で断らなければならない。

 

③保険の断り方

では、実際に友達からの保険の勧誘の断り方を紹介する。

それは、以下のとおり。

1、正直に加入する気がないということを伝える

保険勧誘の友達は死に物狂いで保険の契約に進みたい。

だから、どれだけ遠回しに断っても、それに納得してくれてはずもない。そこで、はっきりと加入する気がないと伝えるのは一つの手。

ただ、不安視してしまうのが、友達関係の維持にどう関わるかということ。

ただ、大切な友達であれば、そのしつこすぎる勧誘行動が迷惑だと気づかせてあげるのも、友達としての思いやりに。

それで、友達が距離をとるような行動をすれば、それまでの関係だったと割り切るのが得策。

もしかしたら、都合のいい友達の一人としてしか、見られてないかもしれないからだ。

だとしたら、これを機に距離を取れたことはむしろプラスに。

 

2、病気で加入できないと言う

病気で加入できないことを伝えましょう。

医療、生命保険は基本的に病気があると入れない場合がある。

あまりにも、しつこかったら「実は、、」と病気もちであることをウソでもいいから伝えます。

友達も病気で入れない保険があることは、もちろん把握している。

それ以上の勧誘は無くなるはず。

 

3、家族、親戚の紹介で保険に加入している

保険勧誘は基本的には、親族から加入してもらい成績を伸ばすのが基本。

そのため友達自身も、家族の保険勧誘の気持ちはわかるはず。

だから、親族からの保険に入っていると伝えれば、友達もそれ以上踏み込めなくなる。

 

4、他の保険が魅力的と伝える

他の保険会社の保険内容が魅力ということを伝えるのも一つの手。

ただ、それを伝えて、友達は自社の保険の魅力を全力でアピールしてくる恐れがある。

そのアピールに耐え凌ぎ、他社を推すことができれば、こちらの作戦勝ち。

 

④もし友達の保険に加入してしまったら

万が一、友達の保険をに断りきれず、契約してしまったら。

その場合はすぐにでも、解約手続きをする

「解約を伝えるも、気まずい」と考える人もいるが、友達を解さずに直接保険会社とのやりとりで解約できることが多い。

何回も伝えるが、保険は人生のトータルで2番目に大きい買い物。

その決断を軽い気持ちでするものでない。ましてや、友達だからという理由でするものでもない。

だから、それをいち早く取り返すためにも、すぐにでも解約を申し出るのが得策。

 

⑥俺の体験談と断り方

俺自身も、顔見知りから保険の勧誘を受けた身。

その体験談と、俺がした実際の断り方について紹介する。

1、会社の昼休みを使い勧誘

会社の昼休みに顔見知りが毎週保険勧誘来るようにになる。

もちろん、当初に「保険に入るつもりがない」ことを伝えてはいたが、それでも友達は引くことなく、いろいろな手段を使い勧誘をかけてきた。

「興味ありません」と毎度伝えるが、親族や趣味など、あたかも話題をそらしているが、保険に関係する情報を収集しようとする始末。

このままでは、俺の方が先に疲弊してしまうと思い。こちらも、逆に攻めてみることを考えた。

 

2、攻めに転じる

そこで、ふと考えたのが、相手の保険のスペックを論破できあれば、向こうも上機嫌に勧誘できないと考えた。

思いついたのが、保険の保険料の中の「付加保険料」をネタを深掘りするということ。

 

3、付加保険料とは

保険の契約したときに、毎月支払う保険料の中身は「純保険料」と「付加保険料」に分けられる

それぞれの説明は下記の通り。

純保険料とは

契約者が支払う保険料のなかで、将来の保険金支払いに当てられる部分。

付加保険料とは

保険会社が運営をするために必要とされる費用のこと。

それは、役職員の人件費、店舗維持費、会社の事業の維持管理に当てられたりと会社によってさまざま。

と、保険料は、この純保険料と付加保険料でなりたっている。

数式で表すと下記の通りに。

(保険料)=(純保険料)+(付加保険料)

 

ちなみに、保険会社によって保険料が違うが、この付加保険料の差が大きいと言われれる

基本的に純保険料だけでは差が生まれない。というのも、保険内容に大きく違いを見いだせないから。

一方の付加保険料においては営業スタイルで、大きく金額に差が出てしまう。

店舗型の営業であれば、店舗の維持管理費が上乗せされ、飛び込み営業だと人間の人件費がかかる。

電話営業だと、コールセンターとその人の人件費。ネット型保険だと、インターネット広告費が増す。

と、このように、営業携帯によって付加保険料の加算が様々。

ただ想像通り、人件費や、店舗の維持費がかからないネット営業系の保険が安くなりやすい傾向になっている。

 

4、付加保険料を開示している唯一の企業

(引用:ライフネット生命

と、付加保険料について長々と説明した。

では実際に付加保険料はどれくらいかというと。

結論、付加保険料を開示している企業は一つで、それは「ライフネット生命」だけ。

内訳については下記のライフネット生命の公式HPから確認していただきたいが、おおよそライフネット生命の付加保険料の割合は約4割に落ち着いる。(公式HP:ライフネット生命

ライフネット生命のようなネット型保険の付加保険料の割合が4割ということは、人件費が店舗費用がかかる営業スタイルの保険は基本的にこの割合がより高いと見立てて間違いない。

 

5、実際に付加保険料を基軸に保険勧誘を論破する

そこで保険勧誘を論破する作戦は、勧めてくる保険の付加保険料の割合を聞き、ライフネット生命が4割だと言う理由でライフネットの方が魅力的という結論を押し付ける。

もちろん、付加保険料が4割以下であれば、その保険としてのスペックは優秀であると俺は感じてしまうため、保険内容の確認はしたいとは思っていた。

そしてある日の会社の昼休みに、実際に「付加保険料の割合を教えてください」と伝えた。

本人は「付加保険料??」のアリアクション。この時点で、この保険の営業さんの信頼が一気になくなった。

保険会社に勤めていれば、付加保険料のワードは正直抑えてほしかったところ。

一応、付加保険料とはなんぞやを教え、後日会社で確認してもらった付加保険料の割合について教えてもらう段取りした。

そして、後日を迎えると、支店ではわからず、本社に問い合わせたら、回答できないと本社ストップがでたとのこと。

本社ストップの真意はわからないが、おそらく付加保険料の割合を開示できないということだと推測する。

付加保険料を確認して、保険の内容の話をすることにしていたから、この件はこれにてクローズした。

 

6、一連の勧誘を終えて

一連の保険勧誘を受けて、営業マンの資質を問うには「付加保険料」を基軸に交渉するのは効果があると感じた。

同時に「付加保険料」というワードだけで、保険会社の本社まで動かせたことに、このキーワードにとてつもないパワーを感じた。

また、「付加保険料」というワードをしっているかどうかで、その保険の営業マンを信用できるかどうか判断できる。

また、そこからライフネット生命の付加保険料の4割よりいいかどうかを軸に交渉するのもありだと感じた。

なので、俺は「付加保険料」というワードを使って保険勧誘を断ることをおすすめしたい。

 

⑦まとめ

本記事では、友達の保険の勧誘を断らなければならない理由から、断り方を深掘りした。

保険は人生で2番目に高い買い物

だから、友達の勧誘だからと加入してはいけない。ただ、友達の勧誘だからと断りづらいという人も多い。

たしかに、気持ちもわかるが、その友達の交友関係を考慮すると、ここではっきりと断ることも重要。

断って気まずくなるようであれば、それまでの関係と割り切ればいい。

やはり、保険は高価な買い物。だからこそ、自分で納得できる選択をしたいとこ。

当の俺は「付加保険料」を基軸に勧誘を断り続けるだろう。

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