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公金受取口座登録【7,500円分のマイナポイントに備える】

2020年のコロナ禍で、国民一人にたいして10万円の特別定額給付金が給付された。

その給付金の申請方法は下記の2通りの申請方法があった。

  • 紙の申請書の郵送による申込
  • ぴったりサービスによる電子申請

 

ぴったりサービスによる電子申請もあった。しかし、その、申請方法は、通帳の口座番号記載のページをスマホで写真を撮影し、それを申請時に添付するものだった。

ぴったりサービスの詳細は下記より。

参考【国の電子申請】ぴったりサービスについて【山陰は安来が先進】

続きを見る

 

 

電子申請にも関わらず、アナログ部分が残り、多少の混乱もあった。

こうした事態にスムーズに対応するために、マイナンバーカードを活用し「公金口座登録制度」を始めた。

これは事前に自身の口座登録することで、給付金などが発生したときの手続きをスムーズに行えるようにするもの。

しかも、この口座登録するだけで、今後7,500円分のマイナポイントを取得することもできるから積極的にしたいとこ。

 

そこで、今回はマイナンバーカードを活用した公金口座登録について深堀していく。

 

 

①公金受取口座登録とは

(出典:デジタル庁

一人一口座を給付金の受取のための口座として、国(デジタル庁)に登録する制度。

 

口座情報とマイナンバーを事前に国に登録しておくことにとり、今後の緊急時の給付金のほか、年金、児童手当、所得税の還付金など、幅広い給付金の支給事務に利用することができる。

この口座を、公的給付支給口座、通称「公金受取口座」という。

 

 

②公金受取口座のメリット

メリットは大きく下記の3つ。

 

1、給付金の申請の手間が減る

公金受取口座を登録しておけば、給付金を申請するときの、口座番号の記入や通帳のコピーを必要がなくなる。

緊急時に通帳を取り出さなくて良くなる。

 

2、給付金が早く受け取れる

事前に給付金口座の確認が終わっている口座を登録するため、その確認作業が省略できる分、早く給付金を受け取れる。

 

3、マイナポイント7,500円分もらえる

2022年6月以降にマイナポイント7,500円分受け取れる。

マイナポイントの概要については下記より。

参考【マイナンバーカードを取得】マイナポイント第2段【概要解説】

続きを見る

 

 

③公金受取口座の詳細事項

詳細事項は下記。

 

1、残高が国に知られる心配はない

預貯金額や取引履歴の確認・保存に利用されることはない。

 

2、給付金を振り込む目的だけ使用

税金や保険料の引き落としに利用されることはない。給付金の振り込み目的だけに利用される。

 

3、公金受取口座登録は義務でない

公金受取口座の登録は義務ではない。

登録してなくても、今まで通り紙の申請書などで給付金の申請はできる。

 

 

④公金受取口座登録の手順

公金受取口座登録の手順は下記の通り。

 

  • スマホアプリの「マイナポータル」を起動し、「公金受取口座の登録・変更」をタップ。
  • 利用者登録/ログインして使う」をタップ。

 

  • 画面の指示にしたがってマイナンバーカードの4桁の暗証番号を入力してマイナンバーカード読み込む。

 

  • 「口座情報の確認」画面が表示される。もう一度マイナンバーカードを読み取り、利用者の氏名、生年月日、住所を読み込んで、口座登録に利用。
  • 読み込まれると下記のようにマイナンバー、氏名、生年月日、住所が表示されるので、正しいことを確認して「確認する」をタップ。

 

  • 「口座情報を登録する」をタップして次に進む。
  • 「公金受取口座の登録について」が表示されたら確認したら「次へ」をタップ。

 

  • 本人情報としてすでに名前や住所は登録されているが、名前の仮名表記や連絡先の電話番号、メールアドレスを入力する。

 

  • 本人情報入力後に、口座情報を入力する。画面に表示された指示通りに「金融機関名」「支店名」「口座種別」「口座番号」を入力していく。
  • 「口座情報登録の同意確認」として、利用規約やプライバシーポリシーが表示される。確認したら「すべての確認事項に同意する」をタップしてチェックを入れて「登録する」をタップ。

 

  • 「登録する」をタップすると、登録は完了する。

 

 

 

⑤マイナポイントもらえるのは6月から

現在、マイナンバー促進のために「マイナポイント第2弾」が実施されている。

参考【マイナンバーカードを取得】マイナポイント第2段【概要解説】

続きを見る

 

マイナンバーカード取得とキャッシュレス決済の利用で5000円分、健康保険証利用申込で7,500円分、そして今回紹介した公金受取口座登録で7,500円分の合計20,000円分もマイナポイントがもらえる。

参考【スマホやクレジットカード不要】マイナポイント第2弾の条件達成できるキャッシュレス決済

続きを見る

参考【マイナンバーカード】健康保険証利用登録【7,500ポイント】

続きを見る

 

このうち健康保険証と公金口座のマイナポイント取得申請は、6月からマイナポイント申込開始予定

ただ既に登録している人も対象のため、現時点で登録していて問題ない

 

 

⑥まとめ

今回はマイナンバーカードを活用した公金受取口座登録について深堀した。

 

メリットは、「給付金の申請の手間が減る」「給付金が早く受け取れる」「マイナポイント7,500円分もらえる」の大きく3つ。

口座登録については、給付金にしか使用されないため、残高を把握されるなどの危惧などはない。

 

注意点として、マイナポイントの受取申込は2022年6月以降なため、今すぐ受け取れるわけでない。

ただ、事前にやっておいて損はないから、今からしててもOK。

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